当院のニキビ治療について
当院はニキビ治療を専門に行う美容皮膚科です。繰り返すニキビにお悩みの多くのお客様に来院いただいています。当院では医療用ケミカルピーリング、毛穴洗浄、エレクトロポレーション、レーザー機器、注射、美容点滴、内服薬、外用薬など、様々な治療法のなかから、お客様に適した治療法を提案し、現在できているニキビを集中的に治すだけでなく、ニキビができにくい肌質への改善を目指します。今きちんとしたニキビ治療をしておけば、将来にわたって肌の質感に大きな違いが生まれます。 oneUPclinicは東京都世田谷区下北沢駅徒歩4分の美容皮膚科です。ニキビ治療は当クリニックにご相談ください。
ニキビができるメカニズム
ニキビの発生原因はさまざまですが、主な原因として「皮脂の過剰分泌」「角質肥厚(かくしつひこう)などによる毛穴の詰まり」「アクネ菌の増殖」があげられます。
ニキビの発生は毛穴の詰まりから始まります。何らかの原因で過剰に分泌された皮脂や汚れ、古い角質などが混ざって角栓ができ、毛穴の詰まりとなります。そして、毛穴に詰まった皮脂を栄養としてアクネ菌が増えることでニキビが発生します。ニキビが目に見えない段階のものをマイクロコメド(微小面ぽう:びしょうめんぽう)と呼びます。毛穴の出口が狭くなり、皮脂が詰まり始めている状態をいいます。
皮脂の過剰分泌
皮脂の過剰分泌はニキビの原因のひとつです。皮脂の分泌はホルモンの影響を受けます。ホルモンバランスが崩れやすい思春期や生理前は、皮脂の分泌量は増加する傾向にあります。ホルモンバランスは睡眠不足、乱れた食生活、過労、ストレスなどによっても乱れやすくなるといわれており、こうした生活習慣がニキビが治らない原因になっている可能性があります。
角質肥厚(かくしつひこう)などによる毛穴の詰まり
角質肥厚(かくしつひこう)とは、何らかの原因で皮膚の一番外側にある角質層が分厚くなり、肌がゴワついている状態のことです。角質肥厚などにより毛穴が詰まるとニキビをはじめとした様々な肌トラブルを引き起こします。角質肥厚の主な原因として、肌のターンオーバーの乱れがあげられます。また、角質肥厚を起こした肌は、化粧水や美容液が浸透しにくくなります。
アクネ菌の増殖
ニキビの原因として知られるアクネ菌は、ほとんど全ての人の皮膚や毛穴にいる常在菌です。前述の皮脂の過剰分泌や角質肥厚(かくしつひこう)などにより毛穴が詰まると、毛穴のなかに皮脂がたまり、そのなかでアクネ菌が繁殖し炎症を起こすのが、ニキビの状態です。ニキビを予防するにはアクネ菌を繁殖させないように、毛穴の詰まりを予防することが重要です。
ニキビの種類
ニキビはできはじめのタイミングで早めに専門医に相談しましょう
下図のようにニキビは大きく分けると非炎症ニキビと炎症ニキビに分類されます。進行具合によって種類が変化し、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビ、黄ニキビ、紫ニキビの順に悪化していきます。ただし、途中で治ったりニキビ跡になる場合もあります。ニキビは放置したり対処法を誤ると悪化し、ニキビ跡として残りやすくなったり、同じ場所に繰り返しできるようになります。ニキビができはじめのタイミングで早めに専門医にご相談ください。
白ニキビ
白ニキビはコメドとも呼ばれ、毛穴に過剰に分泌された皮脂がたまった状態のニキビです。出口を失った皮脂が毛穴に詰まり、皮膚の表面が白くぷくっとしています。白く透けて見えるので白ニキビといわれ、初期段階のニキビです。
黒ニキビ
黒ニキビは毛穴に詰まった古い角質と皮脂が空気に触れて酸化し、黒く変色したものです。皮脂や角栓の排出がスムーズにできなくなると黒ニキビになります。ケミカルピーリングや毛穴洗浄による角質ケアが有効です。
赤ニキビ
赤ニキビはニキビの炎症が進んで赤く盛り上がっている状態です。軽く指で押すだけで痛みを感じます。毛穴にたまった皮脂が放置されると、皮脂を栄養源とするアクネ菌が過剰に増殖し、これに対抗しようと免疫機能が働き、好中球(白血球の一種)が活性酸素を放出することで炎症が起こります。
黄ニキビ
黄ニキビは炎症がひどくなり、膿がたまった状態のニキビです。自己処理でニキビの膿を潰してしまう人がいますが、膿を潰すとニキビがさらに悪化したり、クレーター状のニキビ跡として残ってしまうため潰さないようにしてください。
紫ニキビ
赤黒く、紫色に腫れてしまったニキビです。紫ニキビは膿や血液が溜まり炎症を起こした状態です。紫ニキビはニキビが悪化しすぎた状態であり、高い確率でニキビ跡が残ります。
思春期ニキビと大人ニキビの違い
一般的に10代にできるニキビは思春期ニキビと呼ばれ、20代以降にできるニキビは大人ニキビと呼ばれています。ニキビができるメカニズムに大きな違いはありませんが、10代と20代以降では肌質に違いがあるため、ニキビができやすい部位や、適したスキンケアも異なります。それでは思春期ニキビと大人ニキビ、それぞれの特徴を見ていきましょう。
思春期ニキビはTゾーンに多くできます
思春期ニキビは顔全体にできますが、特に皮脂の分泌が多いおでこから鼻にかけてのTゾーンを中心に多くできる傾向にあります。成長期の中学生や高校生はホルモンの変化が起こり、男女ともに男性ホルモンの分泌が活発になることで、皮脂が過剰に分泌されます。
また、男性ホルモンの分泌が多い状態が続くと角質が厚くなり、角質肥厚を引き起こします。毛穴周りの皮膚に角質肥厚が起こると皮脂の排出が妨げられ、ニキビができる原因のひとつである「毛穴の詰まり」になります。出口を失った皮脂が毛穴に詰まることで白ニキビができ、毛穴に詰まった皮脂を栄養にアクネ菌が増殖することで赤ニキビができます。このように思春期は皮脂が過剰に分泌される傾向にあるため、脂性肌になりやすく、ニキビなどの肌トラブルが発生しやすい状態といえます。
当院では角質肥厚の改善やニキビ治療のファーストステップとしてサリチル酸ピーリングをおすすめしています。サリチル酸ピーリングは、サリチル酸マクロゴールを肌に塗布することで皮膚の表面にある古くなった角質を取り除き、肌のターンオーバー(肌の代謝サイクル)を促進させる施術です。肌の角質層を軟化させ、角栓のつまりをなくすことで、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、くすみ、肌のザラつきなどを改善することができます。サリチル酸はアクネ菌の殺菌作用もあるため、ニキビができにくい状態に肌を整えます。
大人ニキビはUゾーンに多くできます
大人ニキビは頬やあご、口まわりなどのUゾーンに繰り返しできる傾向にあります。思春期ニキビとは異なり、大人ニキビの多くは肌の乾燥に起因すると考えられています。乾燥した肌は毛穴の詰まりが起きにくいように思われますが、肌の潤い不足による皮脂の過剰分泌によって、毛穴が詰まりニキビが発生します。
肌表面は皮脂の分泌がありオイリーに見えるのに、肌の内部では水分量が不足し乾燥している肌のことをインナードライ肌と呼びます。インナードライ肌では、角層の水分量が不足し乾燥しているため、肌のバリア機能が低下し外部刺激を受けやすくなることで、肌が乾燥から守ろうと皮脂を過剰に分泌します。インナードライ肌は角層の中が乾燥している状態であるため、表面だけでなく肌の角層までしっかり保湿する必要があります。
インナードライ肌にはエレクトロポレーションが有効です。エレクトロポレーションは皮膚の深部に有効成分を届けて内側から水分量を増やしたりコラーゲンを補給することが可能です。当院のエレクトロポレーション(デルマシオ)では、お悩みに合わせて選べる薬剤をご用意しています。インナードライ肌の原因として水分量の不足、皮脂の過剰分泌が考えられるため、Proteoglycan(プロテオグリカン)で保湿を行い、Retinol acid(レチノイン酸)で皮脂のコントロールをすることで、インナードライ肌の改善が期待できます。
肌のターンオーバーを整える
肌のターンオーバーを整えることで、ニキビ予防やニキビ治療、脂性肌や毛穴の改善などの効果を期待できます。肌のターンオーバーとは皮膚が新しく生まれ変わるサイクルのことです。健康な肌は、皮膚の基底層(きていそう)で新しい表皮細胞が作られ、古い表皮細胞は新しい表皮細胞に少しずつ角層へと押し上げられて角質細胞となります。そして、古くなった角質細胞は自然にはがれ落ちます。肌はこのように約28日周期で生まれ変わります。しかし、生活習慣の乱れや、不適切なスキンケア、紫外線や乾燥などによって、ターンオーバーの周期が乱れると肌表面に古い角質が残ることも少なくありません。ターンオーバーが乱れると、肌トラブルにつながるため注意が必要です。
肌のターンオーバーを促進する美肌治療は「サリチル酸ピーリング」
サリチル酸ピーリングは、皮膚の表面にある古くなった角質を取り除き、肌のターンオーバー(肌の代謝サイクル)を促進させる施術です。肌の角質層を軟化させ、角栓のつまりをなくすことで、ニキビ、ニキビ跡、毛穴の開き、くすみ、肌のザラつきなどを改善することができます。サリチル酸はアクネ菌の殺菌作用もあるため、ニキビができにくい状態に肌を整えます。サリチル酸ピーリングは副作用が起こりにくく、ダウンタイムがほとんどないため安全性が高いといえます。当院ではニキビ治療のファーストステップとして使用されることが多い施術です。
毛穴の奥の汚れや黒ずみ・角栓を除去する「ハイドラジェントル」
ハイドラジェントルの施術では、螺旋型(らせんがた)チップが生み出す特殊なトルネード水流によって、肌の汚れや余分な角質を吸い上げます。ホームケアやご自身で行う日常の洗顔ではケアできない毛穴の詰まり(角栓)を肌への負担が少なく除去します。ハイドラジェントルは、しわやくすみを改善しながら肌の汚れを洗浄し、みずみずしくクリアな素肌へと仕上げます。ニキビ肌をはじめ、乾燥肌やオイリー肌など、さまざまな肌質に対して幅広い効果が期待できます。
肌のバリア機能を高める
肌にはさまざまな働きがありますが、そのひとつにバリア機能があります。表皮の角質層は、角質細胞がブロックを積み上げたように重なり、紫外線や異物などの外界からの刺激を防ぐバリア機能の役割りを果たしています。肌の保湿成分をつくり、角質層内に水分を蓄えておく力を構成しているのは、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質(セラミドなど)、皮脂膜の3つの要素です。この3つの要素がバランスよく配置され、肌に必要な水分が蒸発しないようガードしています。しかし、なんらかの理由でこの3つの要素のバランスが崩れるとバリア機能が低下し、ニキビができやすくなります。
肌のバリア機能が正常に働くには
肌のバリア機能が正常に働くには肌が潤いで満たされている必要があります。しかし、一般的なスキンケアで得られる保湿効果は一時的なものです。市販の化粧水や乳液・美容液などで水分が蒸発しないよう心がけても根本的な解決にはなりません。
美容成分を真皮まで導入「エレクトロポレーション(デルマシオ)」
エレクトロポレーションは皮膚の深部に有効成分を届けて内側から水分量を増やしたりコラーゲンを補給することが可能です。エレクトロポレーションの施術後の肌は、真皮まで有効成分が届き、保湿された状態になります。当院のエレクトロポレーション(デルマシオ)では、お悩みに合わせて選べる薬剤をご用意しています。保湿薬剤はCeramide(セラミド)、Proteoglycan(プロテオグリカン)、TPNa(ビタミンE)、Glycylglycine(グリシルグリシン)、Nicotinic acid amide(ナイアシンアミド)などからお選びいただけます。
ニキビ改善コースのご紹介
ニキビ改善コースは、ニキビ治療に有効な3つの施術を組み合わせることでニキビを集中的にケアし、ニキビができにくい肌質を目指します。「肌のターンオーバーの促進(サリチル酸ピーリング)」「毛穴の汚れや角質の除去(ハイドラジェントル)」「肌への保湿成分の導入(エレクトロポレーション)」により、みずみずしく健やかな素肌へと導きます。
ニキビができる部位
ニキビができるのは顔だけではありません。首、うなじ、デコルテ、背中、お尻など、皮脂の分泌が多い部位に発生します。フェイスケアに比べるとボディケアは怠りがちになってしまいます。特に背中やお尻のニキビは自分では見えないこともあり、顔や首のニキビに比べるとセルフケアが難しい部位といえます。こうした見えにくい箇所のニキビは相談しづらく、一人でお悩みの方も多いようです。当院は完全個室でプライバシーに配慮した空間で治療が可能です。ニキビ治療でお悩みの方はぜひ当院までご相談ください。
ニキビ跡の種類
ニキビ跡は「赤み」「色素沈着」「クレーター」の3つのタイプに分類されます
ニキビ跡は大きく分けると「赤み」「色素沈着」「クレーター」の3つのタイプに分類されます。いずれのタイプもニキビによって肌の炎症が続くことにより、真皮層や皮下組織にまでダメージを負ってしまうことが原因で引き起こされる症状です。ニキビ跡は肌本来の再生力では修復が難しいため、美容皮膚科での治療をおすすめします。また、炎症を起こす前の軽症のニキビであれば、ニキビ跡を残さずきれいに治すこともできるので、ニキビ跡を作らないためには、適切なニキビ治療を早期に行うことが重要です。
赤みタイプのニキビ跡
赤みタイプのニキビ跡は目立つため、早く治したいと感じる方が多い症状ですが、治るまでに時間がかかる傾向にあります。赤みタイプのニキビ跡は肌の炎症やメラニン色素の沈着が原因として考えられます。肌のターンオーバーを繰り返すうちに6ヵ月程度で消えていくケースもありますが、6ヵ月~1年以上が経過しても消えないケースもあります。
【赤みタイプのニキビ跡の治療 】
赤みタイプのニキビ跡の治療には、肌のターンオーバーを促進させるサリチル酸ピーリングや、ニキビ跡の赤みの改善に有効なスペクトラレーザーなどの施術がおすすめです。詳しくはカウンセリング時にご相談ください。
色素沈着タイプのニキビ跡
色素沈着タイプのニキビ跡は、炎症後色素沈着といわれるもので、ニキビの炎症が治まったあとに現れる茶色や紫のくすみとして残ってしまった状態を指します。ニキビによる炎症で肌がダメージを受け、メラノサイトが活性化しメラニン色素が過剰に生成されることが原因で発生します。色素沈着タイプのニキビ跡も軽度であれば肌のターンオーバーとともに徐々に薄くなっていきます。しかし、炎症によるダメージの度合いによっては消えずに残ってしまう場合があります。
【 色素沈着タイプのニキビ跡の治療 】
色素沈着タイプのニキビ跡の治療には、肌のターンオーバーを促進させるサリチル酸ピーリングや、炎症後色素沈着の改善に有効なトラネキサム酸を肌の奥に浸透させるエレクトロポレーション、色素沈着の改善に有効なスペクトラレーザーなどの施術や内服薬がおすすめです。詳しくはカウンセリング時にご相談ください。
クレータータイプのニキビ跡
クレータータイプのニキビ跡は、赤みタイプや色素沈着タイプと比べて重度な症状です。ニキビの炎症が皮膚の真皮深層まで達し、ニキビが治ったあとにクレーター状の凹みができてしまった状態です。ニキビの炎症により毛穴周辺の組織が破壊され、過剰なコラーゲン修復が起きることで、凹凸の目立つニキビ跡が形成されます。皮脂腺が発達している、こめかみ、おでこ、頬などはクレーターになりやすい傾向にあります。クレータータイプのニキビ跡は皮膚が硬くなってしまうこともあり、自然治癒やセルフケアでは元通りにはなりません。治療をご希望の方は専門医にご相談ください。くれぐれもニキビは潰さないようにしてください。
【クレータータイプのニキビ跡の治療 】
軽度のクレーターであればマッサージピールがクレータータイプのニキビ跡の改善に有効です。その他、微細な針で肌にスタンプのように穴を開けてコラーゲンの生成を促進するダーマペン4、マッサージピールとダーマペン4を組み合わせたヴェルベットスキン、クレーター状のニキビ跡のくぼみを平坦にするリジュラン注射などがおすすめです。詳しくはカウンセリング時にご相談ください。
ヴェルベットスキンのご紹介
ヴェルベットスキンは肌の自然治癒を促す「ダーマペン4」とコラーゲンの生成を促す「マッサージピール」を組み合わせた美肌治療です。ダーマペン4によって微細な穴を開けた状態の肌に、マッサージピールの使用薬剤である「PRX-T33」を塗布し、やさしくマッサージをしながら真皮深層に働きかけ、線維芽細胞(せんいがさいぼう)を活性化させることでコラーゲンの増生を促します。ダーマペン4とマッサージピールの相乗効果によって、ニキビ跡やニキビの炎症のダメージでくぼんだ肌、クレーターの凹みを改善する効果が期待できます。
肌の自然治癒を促す「ダーマペン4」
ダーマペンは極細の針で皮膚表面に目に見えないほどの微小な穴を開けることで、肌の自然治癒を促す美肌治療です。肌が本来持つ再生能力により、肌表面の微細な穴を修復する過程で、さまざまな成長因子が放出され、コラーゲンやエラスチンが作り出されるため、肌が改善される効果を期待できます。特にニキビ跡や肌の凹凸、クレーターなどの肌質改善に高い効果を発揮。凹凸のない滑らかな肌へと導きます。
コラーゲンの生成を促す「マッサージピール」
マッサージピールはコラーゲンピールという名前でも知られており、皮膚を剥離させずに真皮深層に働きかけ、コラーゲンの生成を促進し、表皮再生を活性化させることで肌にハリや弾力をもたらすピーリング法です。マッサージピールの施術では「PRX-T33」というイタリアで生まれた薬剤を使用します。高濃度トリクロロ酢酸(TCA)と低濃度過酸化水素(H2O2)とコウジ酸から成る「PRX-T33」を肌に塗布し、やさしくマッサージをしながら真皮深層に働きかけ、線維芽細胞(せんいがさいぼう)を活性化させることでコラーゲンの増生を促します。マッサージピールは即効性があるため、施術直後から肌のハリやツヤ、弾力アップを実感いただけます。
外用薬のご案内
当院ではニキビ治療に有効な外用薬をお客様のニキビの症状により処方いたします。
デュアック配合ゲル
デュアックはニキビの治療薬として用いられる塗り薬です。アクネ菌の増殖抑制効果ならびに抗炎症作用を有するクリンダマイシンと、抗菌作用、抗炎症作用、角質剥離作用を持つ過酸化ベンゾイル(BPO)を3%含有する国内初の配合剤です。ニキビ治療薬としての効果を有し、1日1回、洗顔後、患部に適量を塗布します。特に白ニキビや赤ニキビに有効です。また、赤ニキビを早く治すことはニキビ跡の予防にもつながります。
内服薬のご案内
当院ではニキビ治療に有効な内服薬をお客様のニキビの症状により処方いたします。
シナール
シナールは炎症性ニキビによる色素沈着に対して効果が期待できる内服薬です。主成分であるアスコルビン酸にパントテン酸カルシウムを配合しています。アスコルビン酸とはビタミンCのことで、シミの原因であるメラニン色素の生成を妨げ、メラニン色素の還元作用によりシミを薄くする働きがあります。即効性はありませんが、3ヶ月程度服用することで、肌の変化を実感いただける傾向にあります。シナールを長期間服用していると、シミやくすみが出にくく、美白効果が期待でき、ニキビなどの肌荒れも起きにくくなります。
ビフロキシン
ビフロキシンはビタミンB2・B6の配合剤です。ビタミンB2により脂質代謝を正常化し、皮脂を抑制することで、ニキビや脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)を改善します。ビタミンB6によりタンパク質の分解や再合成を促し、健康的な肌を作り上げることで、慢性的なニキビを改善します。
ハイチオール
ハイチオールにはL-システインやパントテン酸などが配合されており、メラニンを抑制してシミやくすみ、そばかすを薄くする効果が期待できます。また、ニキビや湿疹などの肌トラブルにも効果的です。
ニキビ治療の施術の例
ハイドラジェントル(毛穴洗浄)
ハイドラジェントル(毛穴洗浄)は、美容成分を含む特殊なトルネード水流をつくりだし、お肌の汚れを徹底的に洗浄してみずみずしくクリアな肌に整えます。毛穴の黒ずみや皮脂の汚れをやさしく吸引し、お肌に負担をかけることなく古い角質を除去します。ハイドラジェントルの施術後に、廃液をお見せいたします。皮脂の汚れや詰まりがあると、白く混濁し角栓が浮いています。これがニキビのエサになるため、取り除くことにより、ニキビのできにくい肌を目指します。
ニキビ改善コース
ニキビ改善コースは、サリチル酸ピーリング、ハイドラジェントル(毛穴洗浄)、医療用エレクトロポレーション(デルマシオ)の3つの施術でニキビを改善し、潤いのあるなめらかな美肌に導きます。ニキビ改善コースは、当院の得意とする施術組み合わせメニューです。(同日施術)「ニキビ・ニキビ跡を改善したい」「毛穴の黒ずみや角栓を改善したい」「毛穴の開きを改善したい」というお客様におすすめのメニューです。
ダーマペン4
ダーマペンは極細の針で皮膚表面に目に見えないほどの微小な穴を開けることで、肌の自然治癒を促す美肌治療です。肌が本来持つ再生能力により、肌表面の微細な穴を修復する過程で、さまざまな成長因子が放出され、コラーゲンやエラスチンが作り出されるため、肌が改善される効果を期待できます。特にニキビ跡や肌の凹凸、クレーターなどの肌質改善に高い効果を発揮。凹凸のない滑らかな肌へと導きます。
リジュラン注射
リジュラン注射(サーモン注射)は美容有効成分を肌に直接注入し、肌細胞そのものを若返らせる施術です。リジュランはポリヌクレオチド(PN)という人間と近いサーモンのDNAの一部を抽出した製剤です。主成分のポリヌクレオチド(PN)には皮膚組織の再生に必要な成長因子の生成の増加を助ける働きがあることから美容医療の分野で利用されています。リジュランを皮下に注入することで、ニキビ跡や傷跡など、ダメージを受けやすくなってしまった皮膚を正常な皮膚へと回復させることができます。
スペクトラレーザー
スペクトラレーザーには4つの照射モードが搭載されています。スペクトラピールという照射モードを使用することで、皮脂抑制、毛穴の開きやニキビ肌の改善、顔全体の小じわ予防、コラーゲンの活性化などの効果を期待できます。
まずはカウンセリングをご予約ください
ご予約方法:WEB予約、公式LINE、またはお電話でお申し込みいただけます。
このようにひとことでニキビ治療といっても、様々な症状があり、それぞれの症状に適した治療法があります。当クリニックは完全個室なので、ニキビ治療が初めての方でも安心いただけるプライバシーに配慮した空間で、お悩みに合わせた治療やメンテナンスが可能です。「どの施術がよいかわからない」「ニキビの状態に適した施術を受けたい」というお客様は、まずはカウンセリングをご予約ください。当クリニックは完全予約制となっておりますので、WEB予約、公式LINE、またはお電話でご予約の上、ご来院ください。
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